年刊『長野の子ども白書』とは
子どもの権利条約の実効ある実現を目指して、長野県の子どもたちの実状や声を集め、その実情を可視化し発信しています。諸統計や調査結果をもとに課題解決のための情報を共有し、子ども支援の現場での実践の成果を記録し、子ども白書を手がかりにネットワークを広げ、「子どもの権利実現」への意識を高めていきたいと考えます。
『長野の子ども白書』のあゆみ
2011年5月、地域における「子ども白書」づくりにとりかかり準備を開始。初年度は55名の賛同者に執筆を依頼し、2012年5月創刊号を発行しました。「子ども」をめぐる総合的な情報誌として、県当局や多くのメディアから評価され、以後徐々に執筆者や発行部数を増やしながら毎年発行しています。「子どもの権利を守り、実現する」という取り組みに焦点をあてた白書は、大学のゼミや地方議員、行政担当者のみなさまにも参考資料として生かされています。地域の社会教育(主に人権教育)の教材としても活用され、講師の派遣や懇談会に参加しています。
【7/5長野の子ども白書発行記念イベント、終了しました】
伊藤 嘉余子先生のご講演はたくさんのみなさまから好評を博しました。ナガクルで、詳細な記事を発信していただきましたので是非およみください。
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人形劇がらくたざ公演
ちいばあの命のお話
(終了しました)
長野の子ども白書より、木島知草さんによる舞台のご案内です。
「ちいばあの命のお話~性・人権・命のメッセージ~」
人形劇・紙芝居・手話・あらゆる表現手段を木島さんが2時間ひとりで駆使する舞台です。
日時:1月20日(土)10:30-12:30
会場:長野県高校教育会館Rinks593 2F中会議室
(長野県文化教育厚生協会)
長野市県町593
今回は大人のみの鑑賞となります(入場料500円)。
参加申し込み・お問い合わせはnaganonokodomo@gmail.com
(終了しました)
長野の子ども白書が取り組んでいる「包括的性教育」体験会のお知らせです。国際的に推奨されている包括的性教育は人権教育としてもすぐれていて、義務教育でのプログラムも内容が充実しています。これから学校でぜひ実施して欲しいですが、まずは大人の私たちが学んでいないことが残念です。学校関係者はもちろん、多くの大人にまず「体験」してほしいっと思います。これから五月雨式に各地でたくさん開催しますので、ご都合よければどこでも何回でもご参加ください。
(終了しました)
2023長野の子ども白書の特集1「子どもの声が届かない」の記事をテーマにした対話会を開きます。
学校から避難しているこどもたちは、学校で感じていたことや思っていたことを誰にも聴いてもらえていませんでした。それは「不登校の理由」とも言えず、「きっかけ」でもないけれど、何かしらじわじわと子どもたちを傷つける「あるある」だからです。これを、安心の居場所の大人が耳を傾けて聴いています。
「学校のあるある」は、松本のはぐルッポで聴こえてきた「子どもたちの声」です。
これほど多くの子どもたちが学校から避難し増え続けている今、その居場所を探すことも急務だけれど、聞き届けられない子どもの心の声を掘り起こし、聴いてみることが大事かと。そんな対話会を開きます。
ご参加ください。
10月29日 14:00~16:30
長野県教育文化厚生協会(高校会館)